ソーシャル&エコ

ある番組を見ていたら、ソーシャル消費などという言葉がでていた、

企業のCSR的な活動に関しては、特に否定も肯定もないのだが、現状の、環境対応、エコだ、利益を求めるのが本来の姿である、企業に、そう言う部分を課していくのは、何か納得がいかない。

もちろん、地球が無くなれば、終わりなのだから、地球に優しい、環境を守ろう、と言うテーマが重要なのは判るし、現状、そのテーマを掲げて営業しなければ、反社会的な企業にも捉え兼ねられないし、掲げることで、顧客にもアピールしやすいだろう。

でも、あまりにも、形式的な、テクニックや、対策的な議論ばかり、もてはやされ、本質的に地球を守る部分に関しては、何かおざなりな気がする。

CO2排出の問題、温暖化、確かに、色々証明できるまで待つのは、遅いかも知れないが、環境に対する議論をする中で、議論されている学説や、世論は常に正しいとは、限らない。フロンガスの時や、都知事のディーゼル問題のように、先走りにならなければ、良いなと願うばかり
ほんと、単純に欧米のビジネス戦略に組み込まれている感が否めないんですよね。


ここで、一度言っておくと、環境に関して、守らなければいけないと思っているし、企業が、率先して、環境を守る活動をした方が効率的なのも判ります。なんだかんだと言っても、家庭環境でエコに対してやるよりも、企業体でやれば、規模も金額も異なるので、効果は歴然でしょう。
でも、現状の、欧米のビジネス論理に基づいた、環境関連の主導と、マーケティングの一環?としてのエコの動きは、なんだかなと感じる部分が多いです

で、最初のソーシャル消費に戻ると、これは、かなり、こじつけ激しいのではないか?と思ったりしたので、気になった。
http://www.toyokeizai.net/life/review/detail/AC/8968322b272b49332a90dd90c0a31e01/
日本最大手の、広告代理店である以上、流行や、ムーブメントは、自分たちが切り開いていかないと駄目という自負もあるでしょうから、言っていることは、非常に立派なのですが、しかし、どうなんでしょ?


WEB2.0、クラウド、横文字で理解しにくい?理解できない抽象的な表現がもてはやされるなかで、環境や社会貢献的な活動が単なる流行や、ビジネスの1つで終わらないことを、願うばかりです。



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このページは、が2009年6月 6日 10:55に書いたブログ記事です。

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